Carbon Monoxide Detector(一酸化炭素検知警報器)について

皆様こんにちは。Jayです。

今回は一酸化炭素(CO)についてのお話です。

カリフォルニア州では2011年7月1日より California Carbon Monoxide Lawが施行されています。この法律では、燃料式ヒーターやガスコンロ、暖房装置を含む燃料を使用する器機、家屋と繋がっているガレージを有する住宅では最低でも各フロアーに1個は一酸化炭素検知警報機(Carbon Monoxide Detector)を設置しなければならないと定められています。

一酸化炭素は酸素の供給が不十分な状態で燃焼(不完全燃焼)が起こると発生します。無色無味無臭で吸入すると人体に有害であり、”Silent Killer”として知られています。その特徴から、一酸化炭素が発生、漏出しても気付くことが難しく、知らずに体内に取り込まれると最悪のケースでは死に至ります。

Carbon Monoxide Detectorは一酸化炭素の漏出や発生を検知し警告音を発し危険から身を守る手助けとなります。以下に設置やそれにまつわる知っておくべき事柄をご紹介します。

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1 有毒ガス(一酸化炭素)を早い段階で検知・警告してくれる
一酸化炭素の漏出・発生は生命を危険に晒します。警告音が鳴った際は緊急事態と認識し、速やかに新鮮な空気を吸い、すばやく避難しましょう。

2 一酸化炭素漏出と発生の主な原因
一酸化炭素はFuel-burning device(燃料を燃やし使用する器具)により作り出されます。三大原因として、ガス式の室内の暖房設備や衣類乾燥機、暖炉が挙げられます。これらは専門家によるクリーニングとメンテナンスにより一酸化炭素漏出・発生を防ぐ手助けとなります。

3 設置場所について
Detectorは全てのフロアに設置することが大切です。加えて、寝室へ通じる廊下、リビングエリア、人が集まるスペースに設置することにより安全性が向上します。一酸化炭素は空気より重いと誤解されていますが、実際は空気より若干軽く、室内の空気は対流しているため部屋のどこに設置しても問題はありません。ガスコンロやガスストーブの近くは正しい作動が見込めないため避けてください。

4 アラーム音の違いについて
アラーム音には一酸化炭素検知警告音と、単に電池交換を知らせる音があります。4連続の警告音が鳴った場合は一酸化炭素が検出された警告音です。速やかに新鮮な空気を吸い、避難そして911へ連絡します。1回の警告音が毎分1回鳴る場合は電池交換のサインです。また、5回連続の警告音が毎分1回鳴った場合は検知器そのものの寿命が尽きるサインですので新しいものに交換しましょう。

5  動作テスト・交換は必ず行う
少なくとも月1回の定期テストを行ってください。Detectorは電池内臓式のものが主流で、一般的に7-10年の寿命と言われています。説明書を確認し適切な時期に交換してください。

 

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DEAI TEAM
東京都出身。 立教大学卒業。
人生で最も高額な資産である住宅売買のお手伝いをすることが社会貢献であると信じ、精進を続けています。
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