11月の取引件数は15年間で最多【不動産市況データ2020年11月】

2020年12月クリスマスのご挨拶

カリフォルニア州不動産協会が11月のデータを発表しました。

コロナで今年の春に低迷した住宅市場は完全に回復し、州の取引件数は前年比26.3%増。住宅バブルであった2005年以来最多の月件数となりました。

11月の売却数は、9月後半から10月にかけて契約入りした案件がほとんどです。今年はシーズンが夏から始まったため、秋の活動が例年を大きく上回ったようです。

通常、取引は都心部が活動の中心となりますが、コロナで在宅勤務が一般化して郊外やリゾート地の売買が大幅に増えたことが州全体の取引増加に貢献したと考えられます。

ロサンゼルス郡の前年比取引件数の増加は10.5%。リゾート地のMammoth Lakes(400%増)、South Lake Tahoe(81.4%増)、Big Bear(73.9%増)、Lake Arrowhead(58.1%増)となっています。

価格はほぼ横ばいに移行しているように感じます。12月になり、売りに出して数日で複数のオファーが入るケースは減っています。強気の売値へ反応が無く、価格を下方修正している物件も多く見かけます。下記はこのメルマガ作成時12月21日のロサンゼルス郡のデータです。

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