皆様、こんにちは。
DEAI TEAMのMichelleです。
皆様は、ホームワランティという保険をご存知ですか?
ホームワランティは、火災保険(ホームオーナーズインシュランス)と混同されることがよくありますが、
火災保険は、家の土台、壁やそれに接する屋根などといった、「建物そのものへの補償」で、
対して、ホームワランティは、家の水周りやガスストーブ、給湯器など、「家の中の設備に対する補償」です。
このホームワランティですが、「加入しているけれどもどのように補償を依頼したらよいか分からない」
「具体的に何をカバーしてもらえるのか知らない」といった、ホームオーナー様の声をよく耳にします。
そこで今回は、具体的なカバー内容のリストをご紹介致します。
もちろん、会社によって細かい内容は変わってきますので、その点はご注意下さい。
<First American Home Buyers Protection/ベーシックプランの場合>
・プラミング(シンクの下から水が漏れる、トイレの水が流れない、シャワーの出が悪いなど)
・電気系統(コンセントから電気がきていない、ブレーカーがおかしいなど)
・給湯器(お湯が出なくなったなど)
・ヒーティングシステム(部屋が十分に温まらないなど)
・主な台所電化製品(食器洗い機、ディスポーザー、電子レンジ、オーブン、冷蔵庫などに関する不具合)
・ガレージドア(ガレージドアオープナーが作動しない、ドアがうまく開かないなど)
・ペストコントロール(ネズミ、クモ、ゴキブリなどの駆除)
など、ベーシックプランでもかなり広範囲がカバーされます。
自然消耗による機能の低下も修繕のカバーの対象に含まれますし、会社やプランにもよりますが、
修繕不能の場合は、新品と交換してくれます。
通常、専門業者に修理を依頼すると、部品代金の他に作業料金が発生しますので、
場合によっては、たった1回の修理依頼でも数百~千ドルを超える出費となります。
ですので、こういった修理費用のことを考えると、この保険に加入していればとても安心ですね。
修理依頼は、カスタマーサービス宛に電話で、ご住所と不具合箇所の状況を伝えるだけです。
保険料は、例えば、First American Home Buyers Protectionの場合、一軒家で$275、コンドミニアムで$240ドルとリーズナブルです。(どちらも年額)
また修理依頼をする際には、年間の保険料に加え、1回の作業依頼に対し60ドル程度の会社ごとに決められている費用がかかります(Service call feeと言います)。
同じ業者が対応できるケースならば、複数項目の修繕を1回にまとめて依頼した場合でも、1回のService callとなりますので、お得です。
売買の際、売り手側から1年間のホームワランティをつけてあげるのが、南カリフォルニアでは一般的です。
2年目からは、オーナー様ご自身で、保険を継続されるかどうかを判断していただくようになります。
今後、家のご購入を検討されている方も、覚えておかれると役に立つかもしれませんね。
ホームワランティについて、ご質問などがありましたら、いつでもDEAI TEAMにご連絡下さい。
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参考/First American Home Buyers Protectionのページ
https://homewarranty.firstam.com/Default.aspx